災害に強い
Osaka Metroを
土木の力でつくる

K.Y.
2016年入社

志望動機を教えてください。

私はプロフェッショナル職で技術系として入社しましたが、実は土木を専門的に学んだことはありません。なぜ土木の仕事に魅かれたのかというと、学生時代にやっていたアメリカンフットボールにルーツがあります。私のポジションはオフェンスラインで、10年以上続けてきたのですが試合を見に来てくれた人から「どこにいてたのかわからない」と言われるほど目立たないポジションでした。でも大切な役割を果たすポジションです。線路の保守業務もお客さまからしたら決して目立つことはないですが、大切な役割というところが似ていると思い親近感が沸き、この仕事をしたいと思いチャレンジしようと決意しました。

入社してからの
キャリアを教えてください。

入社してからさまざまな線の保線業務を行なってきました。保線業務とは線路の巡視点検や検査、調査、夜間作業では線路の整備やレール交換などが主な業務です。入社1~2年目は堺筋線保線区、入社3~5年目は大国町保線区、入社6年目は谷町線北保線区を経験。日々巡視点検をする中で異常を見つけ、営業時間外の限られた夜間の間に対処していきます。始発列車の運行を阻害しないように経験豊富な先輩方の意見を聞きながらチームで問題を解決し、毎日列車がいつも通りに運行できるよう努めてきました。

今の業務内容を教えてください。

現在は土木工事事務所で駅や軌道施設等における改造・改良工事の施工管理を行っています。主に災害への対応力を向上させる耐震補強工事、駅施設のお客さまの利便性を向上させるエレベーター設置工事や全駅設置を予定しているホーム柵の重さに耐えられるよう駅ホーム下の補強などが対象になっています。その中で現在私が担当している業務が耐震補強とホーム補強工事です。

どんなところにやりがいを
感じますか?

協力会社と毎日少しずつ工事を行い、現場が変化していくことにやりがいを感じます。異動して最初に行った現場は耐震補強の現場で、最初は何もわからず何を見て良いのかさえわからない状態でした。でも何回も現場へ足を運び、いろんな人に聞いたり調べたりしたことで徐々に理解できることが増えていき、現場で最初に見た柱が完成した時は感動的でした。しかも、その柱がずっと残ることも土木の仕事の魅力だと思います。

自身の成長を実感した仕事を
教えてください。

現在、上司と定期的にミーティングを行っていますが、土木の経験がない私に現場で起きた実際の問題点を上司が毎月課題を出してくれ、その答えを仕事の合間に調べて知識を蓄えています。ちょうどその時の現場に関係することを題材にしてくださるので理解が進み大変助かっています。課題は毎月難しくなりますが、答えられる範囲が少しずつ多くなり、一歩一歩成長できていることを実感しています。

これから挑戦したいことを教えてください。

土木工事事務所では発表をする場面が多く用意されています。そのためいまはパワーポイントの資料作りや皆に理解してもらえる説明の仕方などを日々研究しています。大勢の前での発表やパワーポイントを使うことに慣れていないので、今が成長していくチャンスだと思っています。この先、安全に関する取組み発表会や業務研究発表会と2件の発表会が予定されていますのでそれまでに大勢の前で発表するスキルを磨いて優秀な賞を取れるよう励んでいきます。

ONE DAY SCHEDULE

私の休日

体を動かしていますね。以前、大阪マラソンに出た時は6時間50分と7時間の時間制限ギリギリで完走できましたが、これからタイムも縮めたいですし、あの感動をもう一回味わいたいので日々練習です。