電車運行に関わる
電気設備を
いつも完璧な状態に

H.M.
2021年入社

志望動機を教えてください。

就職活動をしていたときは、コロナ禍が始まったばかりのタイミングでしたので、ほとんどの企業が先を読めない状況だったため、地元の交通インフラを支え、企業としての安定性もあるだろうと思いOsaka Metroが就職先の候補になりました。最終的には、企業説明会に高専卒の方が来られていたのが印象に残っていたので入社を決めました。

入社してからの
キャリアを教えてください。

入社後は技術部電気管理事務所大国町保安情報区に配属されました。日中は電車で移動し、夜間の際は線路を走る「保守用作業車」で線路を移動しながら列車運行に関わる電気設備の保守管理を行います。電車の運行にこれほど多くの設備が関係しているとは思っておらず、当初は先輩方の知識量に圧倒されました。列車無線の点検など数年に一度しかない作業などある中、受け身の姿勢でいると学べる知識・技術に限りがあると思い、自分から聞いて理解する姿勢を前面に出すようになりました。

今の業務内容を教えてください。

主な業務は、電車の運行に関わる電気系設備のメンテナンスです。みなさんがよく目にされる設備では、ホームにある行先案内表示器や可動式ホーム柵が保守対象です。また、検査の頻度が高いのは転てつ器です。電車が走った振動などで状態が変化してしまうこともあるので、2週間に1回の頻度でメンテナンスすることもあります。トンネル内にも保守対象の設備があるため、電車の走る線路部を歩いて点検します。よく勘違いされますが、電車本体や車載設備などは基本担当外で、そちらは車両系の部署が担当しています。

どんなところにやりがいを
感じますか?

何かあってはいけない。何もなくて当たり前ということが、私たちが存在する意味です。電車の運行に関わる異常が発生したりすると、自分たちの技術が求められ、早期に解決できた時は責任を果たせたことに誇りを感じますね。特に私の所属している部署ではOsaka Metroの中でも最も本数や乗降者数の多い御堂筋線を担当していますので、運行に関わる故障などの解決は多くのお客さまに影響しますので、より一層やりがいを感じられると思います。

自身の成長を実感した仕事を
教えてください。

入社1年目のとき、「連動装置の定期検査」という作業を担当した際、先輩方が検査の目的や手順を教えてくださったのですが全く理解できませんでした。しかし、入社2年目になり同作業を担当させていただいたときは、操作の意味を理解しながら検査を行うことができました。まったくわからなかったことが1年間しっかりと学んだことで知らない間に理解できるようになったことに成長を感じました。

これからのビジョンと目標を教えてください。

表面上の知識だけでなく、しっかりと作業の意図や理論を理解できるように学んでいきたいと思っています。それをもとに、保守区以外の設計などの部署でもキャリアを積んでいきたいと考えています。

ONE DAY SCHEDULE

私の休日

長期休暇はシーズン別に、夏は隠岐の島まで旅行へ行ったり、冬はスノボに行ったりしています。最近は音楽にはまっていたので色々な曲を練習したりしています。