運転士と二人三脚で
お客さまを安全に
目的地までお連れする

K.M.
2019年入社

志望動機を教えてください。

学生時代から海外に興味があり、インバウンドと関わりのある仕事に就きたいということが私の就職活動の軸となっていました。航空、ホテル、テーマパーク関係の会社も考えましたが、その中で、アジア圏からの旅行客を中心としたインバウンドが盛んな大阪市内を網羅する路線を持ち、さらに2025年に開催を予定している大阪・関西万博においても重要な役割を担っているOsaka Metroで働くことに魅力を感じました。また実際に、改札口で大きなキャリーケースを持っている海外からのお客さまに丁寧に案内されている駅スタッフの姿を見て、「私もこんな仕事がしたい」と思い、入社に至りました。

入社してからの
キャリアを教えてください。

入社後、まずは駅スタッフとしてなんば駅に配属となりました。駅スタッフは改札口でのお客さまへのご案内、ホームに立ちお客さま及び列車の安全確保、お忘れ物の取扱い、車いすをご利用されている方などお手伝いを必要とされるお客さまの対応など、業務内容が多岐にわたります。なんば駅は他社線との接続も多く、繁華街も近いため、たくさんのお客さまが利用されます。同じご案内をするにも「わかりやすくじっくり」を希望されるお客さまもいれば、「スピード重視」のお客さまもいらっしゃいます。お一人おひとりが求めているものは何なのか、それをいかに素早く察知できるのか、という面で得るものが多くありました。駅スタッフを2年経験した後、現在は車掌をしています。

今の業務内容を教えてください。

現在は御堂筋線の運行を担当する乗務所に所属し、車掌として乗務しています。御堂筋線は、Osaka Metro全路線の中でも最も多くのお客さまにご利用いただいている路線で、列車の運行本数、所属する乗務員の数も最多となっています。1列車に、運転士・車掌が1名ずつ乗務し運行しています。車掌は列車の最後尾で車内状況の注視、車内放送の実施、扉の開け閉め、空調の管理、急病・トラブル等緊急時の対応などを主に行っています。

どんなところにやりがいを
感じますか?

事故・トラブル・遅延など何事もなく列車を運行することができたとき、最もやりがいを感じます。お客さまのご利用目的は、通勤・通学・お出かけ・旅行など様々です。車内で、旅行本を片手に楽しそうにお話しされている姿、お仕事終わりと思われるお客さまがお疲れの様子でうとうととされている姿を見ながら乗務し、遅延・トラブル等何事もなく一日を終えることができた際には、「今日もやり切った」と思います。

自身の成長を実感した仕事を
教えてください。

乗務中、車内でお客さまが体調不良になられてしまう出来事がありました。その際、運転士の方と連絡を取り、輸送指令所に状況を説明し、現場に急行して停車駅の駅スタッフと共にお客さまの対応を行いました。一見、列車の運行は乗務員だけで行っているようにも見えますが、個人プレーで何かを成すことは不可能で、多くの社員のチームワークで成り立っているんだと気付き、チームワークの重要性を再認識しました。

これからのビジョンと目標を教えてください。

まだまだ勉強不足な面もありますが、駅スタッフ、車掌と経験を積む中で、安全に対する意識もより高まりました。今は車掌としてお客さまの安全・快適な乗車を提供し続けられるよう努めます。将来的には運転士にステップアップしたいです。

WEEKLY SCHEDULE(勤務例)

私の休日

泊まり勤務があるため、休日は睡眠時間を多めに取るように心がけています。睡眠以外でも、体を休めることを第一に自宅でゆっくりしていることが多いです。