設計図面から
費用を割り出し、
完成までの道筋をつくる

若島 寛子Wakashima Hiroko
1997年入社

志望動機を教えてください。

学生時代は建築設計や居住環境を学んでおり、その経験が活かせる仕事を探していました。建築物単体ではなく街全体をデザインする都市計画に関わることができるという理由から、大阪市役所への就職を決めました。2004年春にOsaka Metroの前身である交通局へ異動となり、2018年4月に交通局からOsaka Metroへ。大阪の大動脈を支える地下鉄の仕事を誇りに思い、また株式会社となった新会社の可能性に期待を込めて、Osaka Metroの社員として、現在に至ります。

今の業務内容を教えてください。

私が所属している建築部では、地下鉄の駅舎をはじめとした各施設の新築・改造工事の設計、工事監理、維持管理等の業務を行っています。現在私は、設計や工事を外部に発注するために必要となる工事(業務)費を算出する積算の仕事をしています。また2018年4月に株式会社となってからは業務の幅がさらに広がりました。当社が所有する様々な建築物を固定資産として捉え、工事が固定資産に与える影響を計上し、資産価値を管理していく業務も行っています。

どんなところにやりがいを
感じますか?

積算業務というと一見地味な事務作業のように思われるかもしれませんが、工事や設計において重要な役割を担っています。まず工事費を算出するためには、設計図面を読み込むことから始めます。そして図面を基に工事内容の項目ごとの数量を拾い出し、直接工事に必要な価格を算出。加えて仮設費用や経費など、工事を行う上で必要な金額も含めすべてを計上していきます。積算中は工事現場を想像しながら金額を積み上げていき、積算業務が完了する頃には、実際の現場より一足早く工事後の施設が頭の中でイメージとして完成します。コスト面を含め、施設がイメージ通りに完成したときは、大きな達成感を味わえる仕事です。

自身の成長を実感した仕事を
教えてください。

2004年春に交通局建築課に異動となり、当時進行中であった地下鉄第8号線(今里筋線)の設計担当となりました。自分にとって初めてとなる地下鉄の仕事でしたが、建築デザインや機能性、利便性などを様々な視点から検証し、まずは第一関門である工事の発注に無事成功。そして引き続き工事監理を担当しました。しかし何もかも初めての私にとって、鉄道特有の法令や基準等と格闘しながらの工事監理は大きな壁に。社内外の関係者と綿密に調整を重ねた末、何とか2006年秋に国土交通省の完成検査に合格することができました。トラブルなく12月24日の開業日を迎えられたときは、涙が出るほど嬉しかったことを今でも忘れることはできません。

これからの目標を教えてください。

子どもが小学校に入学してから、放課後私が帰宅するまでの時間を過ごすため、学童保育所を利用しています。保護者がその運営に携わっており、今年度から私は役員として会計を担当しています。これまでは仕事上、経理や会計といった業務とは全くの無縁でしたが、これをきっかけに帳簿記入や給料計算など経理事務全般の勉強に挑戦しています。現在は仕事上でも資産管理業務にも携わることになり、経理の知識を身に着けることは業務に大いに役に立つのではないかと思っています。ゆくゆくは簿記の資格取得にもチャレンジしたいと思っています。

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