地下鉄の運行管理を
支えるシステムの
更新を推進する

青木 慎治Aoki Shinji
2011年入社

志望動機を教えてください。

私はOsaka Metroが民営化する前、大阪市の職員として入社しました。大阪市の職員になる前はIT会社のエンジニアだったので、市役所内のITシステムの構築に携われるような職種に就きたいと思い応募しました。転職の動機は “社会の役に立っている”と実感できる仕事がしたいと考えたから。入社以来、ずっと地下鉄に関わる電気分野の業務を担当しています。鉄道というのは未知の世界なので戸惑いもありましたが、身近な存在であり重要な社会的インフラですから、配属が決まったときは予想以上にスケールの大きい仕事ができるという期待感がありましたね。

今の業務内容を教えてください。

輸送指令所に、PTC(列車運行管理システム)というコンピュータシステムがあります。ダイヤ管理やそれに基づいて集中制御・自動制御などを行う、鉄道事業者にとって要となるシステムです。現行の設備は15年ほど前に導入されたもので更新時期を迎えるため、私が所属するチームでは3年ほど前から順次、各路線でシステムを含めた新しい設備に入れ替える準備を進めてきました。このプロジェクトの当初から、私は更新のための設計を担当しています。

どんなところにやりがいを
感じますか?

これは3年前から準備を始めて、実際の更新までにはあと3年ほどかかる大規模プロジェクトなので、スタートから参加できたのは幸運でした。輸送指令所のメンバーと打ち合わせをして要望を聞いたり、最新の運行管理システムを把握するために他の鉄道事業者のシステムを見学させてもらったり、情報を集めながら設計に反映しています。更新後は15年間ずっと使われ続ける重要な設備に、自分が設計者として関わっていると思うと、大きなやりがいを感じます。

自身の成長を実感した仕事を
教えてください。

入社して3年間、電気設備の施工管理を経験したあと、現在の部署に移り、ATC(自動列車制御装置)を設計した経験です。初めての本格的な工事設計でしたが、工事担当から「この部分は図面通りに工事するのが難しい」、保守担当からは「こういう設置をするとメンテナンスがしにくい」などの指摘といった、様々な立場の人から“こうした方がいい”というアドバイスを受けました。当時はモノを据え付けることしか考えていなかったので、工事や保守の現場の状況を把握した設計と、コミュニケーションの大切さを痛感しました。

これからの目標を教えてください。

機器や設備は耐用年数が決まっているので、耐用年数を超えないよう順番に更新していく必要があります。やるべき仕事はある程度決まっているわけですね。でもそれをこなすだけでなくシステムや機器の改良が提案できるような人間になりたいと思っています。たとえば駅には行先案内の表示装置がありますが、もっと見やすい工夫をしたり、何かお客さまに役立つ情報を発信したりすることはできないか。また最近はスマホが普及していますから、アプリと連携した新しい仕掛けが考えられないか。“お客さま目線”でアイデアを提案し、それを実現していくのがこれからの目標です。

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