デザインと利便性を追求。
技術者のプライドをかけた、
心斎橋駅リニューアル工事

戸高 一輝Todaka Kazuki
2000年入社

志望動機を教えてください。

私は宮崎県出身ですが、小学生までは関西に住んでいました。就職先を決める際、関西に戻りたいと考え、大阪市の職員採用試験に応募。学生時代に建築を専攻していたので、大きな街で建築の能力を最大限活かせる都市計画やインフラ整備に関わりたいという思いがありました。当時の配属先は大阪市交通局。民営化の際、大阪市で公務員として働くか、Osaka Metroで建築の仕事を続けるか、2つの選択肢がありましたが、後者を選びました。交通事業110年以上の歴史を持つ組織が、新会社として新たな挑戦に踏み切ったことに、大きな魅力を感じています。

今の業務内容を教えてください。

駅舎や検車場、事務所など、鉄道事業に関する多様な建築物。それらの新設・改良・保守工事を担っているのが、鉄道事業部です。監理者として、工事の全体計画から、社内外の調整、現場の作業確認などに取り組み、期日までに高品質な建築物を完成させることがミッションです。私は現在、心斎橋駅の大規模リニューアル工事を担当。老朽化した施設を直すとともに、エレベーターや階段の位置を改善して利便性を高めたり、心斎橋というエリアにふさわしいデザイン性のある駅に改良します。実は前の部署で、この工事の設計を担当していたので、自身の手でつくることができることに喜びを感じています。

どんなところにやりがいを
感じますか?

大規模な工事になるほど、関係者が増えて現場のコントロールが難しくなります。別の設備工事のために、こちらの工期を短縮させたり、仕様変更が発生したり、逆もまたしかり。うまく調整して、コトが進むと達成感があります。たとえば、今、心斎橋駅のホームにエスカレーターを一つ増やす工事を進めているのですが、設置箇所の床下には様々な設備の配管や配線があり、避けてもらう必要がありました。何度も交渉を重ねて、計画を推進。譲れるところは譲りながらも、ここだけは押し通しました。完成してしまえば、単なるエスカレーターですが、そこには苦労とプライドが詰まっています。

自身の成長を実感した仕事を
教えてください。

入社から建築一筋でしたが、13年目に運輸部駅務課へ異動。はじめはすこし落ち込みましたが(笑)、駅を提供する側から利用する立場になったことで、視野がすごく広がりました。自分が建築的な視点で良かれと改良したものが、駅員からすると使い勝手がわるかったり、駅務の業務内容を把握したことで、改善点が見えたり。また、電気や設備といった建築以外の部署との調整も多く、他部署の仕事についても知見が広がりました。これはとても大きな収穫で、現在の工事で調整する際に、自分が折れるべきか、相手に方向転換してもらうかの指針になっています。

これからの目標を教えてください。

まずは、2021年3月の期日までに、現在担当している心斎橋駅のリニューアル工事を完遂すること。それまでには、自身のスキルアップとして、一級建築士の資格を取得したいです。これまで社内外のさまざまな方と仕事をしてきましたが、みなさんの名刺に専門分野の資格が書かれているのを見て、「自分も負けていられない」という気持ちになりました。また2年前までバスケットボールをしていましたが、現在はあまりスポーツに触れていません。仕事で忙しいときほど体力が重要だと感じるので、何かスポーツを始めたいと思っています。

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